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① 歯科用CTスキャン

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なぜ、歯科用CTにより「安全で正確な治療」が可能になるのか?

 

一般的な歯科治療におけるCTの優位性

◎見えないものが見える

従来の2次元レントゲンで見えなかった部分が容易に確認できるようになります。 顎の内部構造なども、リアルに見え、骨の幅や高さ、奥行などを計測できます。

◎わからなかったことがわかる

歯だけでなく、副鼻腔(鼻の奥)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。

◎治療の安全性

インプラント、矯正、根管治療、親知らずなど、幅広く歯科治療に応用することができ、正確な診査・診断が可能です。

 

現状では歯科用CTの設置は、まだ一般的ではない

 

日本国内における歯科医院のCT普及率はわずか5%

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日本国内における歯科医院のCT普及率は5%ほどで、院内に設置しているインプラント歯科医院は極めて限られています。インプラント以外にも、歯の根(神経)の治療や親知らずの抜歯、歯周病治療にも効果を発揮します。

 

インプラント治療におけるCTの優位性

「CTがあるとインプラント治療の際に何が違うのですか?」という質問をよくいただきます。

CTがあると骨の奥行きや厚さが分かります。 一言で言うと「インプラント治療の成功率が高まり、安全性が増す」ということです。

 

 [正確性]

一般の平面的なレントゲンですと、骨の厚みや奥行きまでは正確に確認できません。歯科用CTは3次元(3D)の画像が得られるために、最適な位置にインプラントを埋入できる情報が得られます。

 

 [安全性]

インプラントの埋入で気を付けなければいけないのが、神経や血管の位置です。血管をドリルなどで切ってしまうと思わぬ出血、神経をさわってしまうとアゴの痺れも起きかねません。現代の歯科インプラント治療において、CTの撮影無しは考えられません。

 

 

従来の2次元レントゲン画像と3次元CT画像の比較

2次元平面レントゲン

パノラマレントゲン

3次元CT立体レントゲン

CT画像

インプラント治療における歯科用CTの実際の活用法

① 治療前に手術シュミレーションが可能になる

事前にCT画像上で、インプラントを埋め込む位置を決めることができます。それにより、手術中に配慮すべき点(骨の硬さや形など)をあらかじめ確認できます。

② 骨の高さ・幅・奥行き・骨密度などの詳細がわかる

インプラントは骨に埋め込む治療なので、骨の詳細な情報がとても重要になります。従来の2次元のレントゲンではわからない、「幅」や「奥行」がわかるようになりました。

③ 副鼻腔(鼻にある空洞)の炎症の状態がわかる

特に、上あごにインプラント治療を行う場合に、副鼻腔炎(鼻の炎症)の有無は事前に知っておくべき内容です。CT画像により、副鼻腔炎がある場合は粘膜に肥厚とともに確認できるようになりました。

④ 近接する歯の状態、神経や血管の有無がわかる

隣り合った歯の根が、どのような角度にあるかを確認できるので、インプラントを埋め込む際の指標になります。また、神経や血管の走行が把握できるので、安全なインプラント治療が行えます。

② 歯科用マイクロスコープ

治療の精度を上げるため、精密治療へのこだわりを追求

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歯科用マイクロスコープって何?

マイクロスコープとは、「治療用顕微鏡」のことで、肉眼の20~30倍まで拡大して治療する歯を確認することができます。

通常、歯科治療はミリ単位で調整していくことが多くあり、お口の中はとても暗く、小さな領域のため、肉眼に頼った治療にはどうしても限界があります。

これを高倍率で拡大して視認性を高めることで、従来肉眼では見えない部分がはっきり見えるようになり、その結果、より高精度の治療を可能にするのがマイクロスコープです。

また、医科の分野では、脳神経外科や心臓血管外科の手術などで使用されております。

 

マイクロスコープが歯の寿命を延ばす3つの理由

 

1、余計に歯を削らなくて済む

マイクロスコープで治療を行うと歯を削る必要がある部分と、削ってはいけない部分を正確に把握することができます。そのため通常使われる治療器具よりも小さいサイズの器具を使います。それにより歯を精密な治療が可能になり、削りすぎず、歯の寿命を延ばすことができます。

 

2、治らない歯の原因究明ができる

同じ歯を治療を何度しても、腫れや痛みが治まらない経験をされた方も多いのではないでしょうか。歯の中に細菌が感染している部分がとり残されている場合や、ヒビが入っている可能性があります。マイクロスコープで歯の隅々まで確認し、原因を除去することができれば治る可能性があります。

 

3、勘や経験ではなく実際に見て治療ができる

従来の歯科治療は直接見ることができない部分もあるため、治療にあたる歯科医師の勘や経験で治療を行っている部分もありました。しかし、歯の形はとても複雑で、勘で治療できるものではありません。歯科用マイクロスコープは今まで肉眼では見ることができなかった部分まで、確認しながら治療ができます。そのため治療の成功率が上がり、歯の寿命を延ばすことにつながります。

実際の裸眼画像とマイクロスコープ画像の比較

裸眼で見た画像

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上の写真中央に写っている歯をマイクロスコープで見てみると・・・

20倍マイクロスコープ画像

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いかがでしょうか?

裸眼での治療とマイクロスコープを使用した治療では、術者がみている映像は、まったく異なるものだということがおわかりになると思います。このようにマイクロスコープを使用することで、従来では見えなかった(わからなかった)ものが見える(わかる)ようになり、その結果、治療の成功率を高めることができます。

清潔な環境でインプラント治療を提供します。

☆当院の滅菌対策☆

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)

歯科器具を高温・高圧の状態で 完全に滅菌(すべての細菌の死滅)する器械です。

医療器具などには、さまざまな細菌やウィルスなどが付着し、院内感染問題につながることがあります。このため、これらの器具には適切な滅菌処理を行う必要があります。滅菌処理にはいくつかの方法ありますが、医療界においてオートクレーブはその中でも最も代表的な方法です。
オートクレーブ滅菌では通常、2気圧の水蒸気によって温度を121℃に上昇させ、20分間処理することで、滅菌を行います。高耐性細菌類も湿熱には弱く、オートクレーブで死滅する。これにより、ほぼ全ての細菌やウィルスを死滅させることができます。

しかし120℃以上で変質するような、熱に弱いプラスチック器具は使用することができず、また、複雑な構造の機器や器具は完全に滅菌されにくいという欠点もあります。(オートクレーブの性能によります。)
当院では性能の良い滅菌パック(高圧蒸気滅菌器)を使用し、滅菌処理のため使用する水は再利用せず、毎回新しい蒸留水を入れて滅菌を行うため、水道水使用時と違い塩素やホコリなどの付着がなく清潔です。
また、滅菌パックを使用することによりオートクレーブから器具を出した後も清潔な状態が続くようにしております。

 

滅菌パック

ミラーやピンセットなどの医療器具類は、滅菌パックに入れてオートクレーブに入れ滅菌をします。滅菌パックには小さな繊維の隙間があり、その隙間を通って滅菌器の蒸気が器具に達し、内部の器具が滅菌されます。当院では患者様ごとに治療器具をパックし、治療の直前にパックの封を開けて、清潔な器具を使用できるようにしています。

 

診察時間・交通アクセス

時間
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15:00~19:00

診療日:月・火・水・木・金・土
休診日:毎週日曜日・祝日・その他臨時休診日あり
診療時間(●):AM9:30~13:30/PM15:00~19:00
診療時間(△):AM9:30~12:30/PM13:30~17:00
急患随時受付中

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・お車でのご来院県道38号線沿い、堀込薬師すぐそば、専用駐車場完備
(カーナビは「足利市堀込町2023-3」とセットしてください)
・電車でのご来院東武伊勢崎線「足利市」駅もしくは「福居」駅よりタクシー約5分JR両毛線「足利」駅よりタクシーで約8分
・バスでのご来院足利市生活路線バス:山辺・中央循環線「みなみ号」にご乗車いただき、「堀込十字路」バス停で下車

診療日:月・火・水・木・金・土
休診日:毎週日曜日・祝日・その他臨時休診日あり
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